~もしもシリーズ~

持っていた短機関銃を護衛の兵士に渡し、輝はセット裏を元いた反対側に走る。ボーリゾンが後に続いた。

「ボリ、これが終わったら酒を飲みに行こう」
「あら、あんたから誘うだなんて珍しいわね」
「昔話がしたくなったんだ。フォッカー先輩のこと、忘れちゃ可哀想だろ?」

ボーリゾンは驚いた顔になる。血で固まった輝の癖っ毛を見て、静かに頷いた。

「…そうね、たまにはいいわね。死んだ男を酒の肴に」
「あの世でも飲んでそうだよな」
「間違いないわ、あの呑んだくれ」

2人は顔を見合わせて笑った。

『いのちの選択を 後編』




もしもこんな事があったらシリーズ!
お遊びで、かのmichyさんがこんなの書いてくださいました!
michyさんありがとうございます~(´。✪ω✪。`)



~もしも輝ちゃんがボーリゾンと酒を飲みに行っていたら~

あたしがフォッカー隊長が好きだったのは知っているでしょ?
はじめはね、イイ男がいるからあわよくば…って思ったの
ほら、私みたいな性癖って、相手を探すには、まずは同じ性癖ってのが条件じゃない?
彼はストレートでしょ、でも、それでも愛してるって思えたの、そんな事があったのよ

スカル隊のみんなで飲んでる時、ちょっと二人になったの

その時に、ちょっと言ってみたの

私みたいなのでも、好き?って。

そしたらね、彼ったらガハハって笑って、こう言ったの

「俺は女が好きだがなー…まあ、お前も悪くない」

当然、本心じゃないって解ったわ
でもね、彼は私を傷つけないように、そう言ったの、それが彼の私への愛だって、解ったの

私ったらね、もう乙女みたいにキラキラした気持ちになって、もうチンコがどうとか関係なくって、ただキラキラして、ドキドキしたの…
あんな気持ち、初めてだったわ


borisannkirakira.jpg
※おっさんです


あの男は、本当に優しい男だった
ただ、女の所で死んだのは、余分だったけどね





TEXT and PICTURE
Presented by michy大先生

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テーマ : 懐かしいアニメ作品
ジャンル : アニメ・コミック

キャリアウーマン

「ありがとう町崎くん、柿崎くん。拾ってくれて助かるわ」

アラスカ防空総司令部、マクロス指令センターの大通路。
タブレットに着信したメールを確認しながら歩いていた早瀬未沙中佐は、うっかり書類の束を通路にブチまけてしまった。するとその場に居合わせた男性士官達が一斉に這いつくばって我先にと書類を拾い始める。
まるで甘い物に群がるアリのようだ。

「ど、ど、どうぞ」

顔を真っ赤にして拾った書類を差し出すのは、指令センターのオペレーター、町崎健一准尉。ボサッとしたマシュマロヘアに細縁メガネ、見た目通りのオタクキャラとして極一部で有名な人物だ。
メガネの奥の小さな瞳はチラチラと未沙の顔と足元を上下している。

それに気が付き、未沙は頬を紅くして勢いよく立ち上がった。新統合軍の女性士官用の制服はピッチリとしたタイトスカートだ。それも決してロング丈という訳でもない。
膝を折ってしゃがみ込むと、正面から覗けばわずかにデルタ地帯を確認する事が出来る。

今日のショーツはレース付きの白で、お気に入りのデザインだ。ストッキングが濃いめの黒なので見えたとは思えないが、何にしても油断した。未沙はわざとらしく咳払いをして町崎に背を向ける。
後ろで嬉しそうな町崎の「へへへ」という愛想笑いが聞こえた。

「まったく、嫌になっちゃうわ」

未沙は呟くと、正面を見据える。
そしておもむろに語り出した。





「どうも。効率的な仕事ぶり、充実した私生活…

キャリアウーマンです」

どこからともなくベースの重低音が流れて来る。未沙の後ろに町崎と柿崎の二人が寄り添うように歩み出た。

「独り身でさみしい働きウーマンのみんなぁ、
自分から狩りに行かないと男できないと思ってない?」

未沙は可愛くウィンクする。真顔でキリリと決めた町&柿コンビが後ろで軽くポーズを取った。
 
「じゃあ、質問です。
花は〜、自分から蜜バチを探しに行きますか?」

不思議なBGMが一瞬やむ。
未沙は妖艶な笑みを浮かべて、真っ赤なルージュの引かれた薄い唇をゆっくりと、色っぽく開いた。


「探さない



待つの」


Dirty work!
So we're getting into it.
Dirty work!!


未沙は手にした書類を、再び天に向けて解き放った。通路の照明を受けて白い紙面がキラキラと光り輝く。
わらわらと周りに男達が群がり、我先にと書類を拾い始める。

「撒いてごらん?
自然と男は寄って来るから」

未沙はセクシーに前髪をたくし上げると、振り向いて書類を拾い集める男どもの方へと歩き出した。
ゆっくり、ゆっくり。
ダークカラーのストッキングに包まれた、細く長い脚を見せつけるかのように、しなやかなモデルウォーキング。黒く光るピンヒールがコツリ、コツリと音を立てて周りの男どもの興奮を煽り立てる。
町崎と柿崎がスッと未沙の両隣りに立った。


We're going sundown to sunrise…


サッと振り向く。

「キャリア」

セクシーに腰をくねらせる。
群がる男達の何人かは、思わず腰を引いて前かがみになっている。

「ウーマン」

未沙の妖しい微笑みに、男どもの一人が白眼をむいて仰向けに倒れた。それに見向きもせずに、男どもを置き去りに未沙は颯爽と通路を歩き出す。
すると行く手に、見慣れた小柄な影が立っていた。

「シャミー、何してるの?ホラ、仕事よ仕事」

未沙に声を掛けられたシャミー・ミリオム少尉は、ハンカチを手にシクシクと泣いていた。未沙が優しくその肩に手を置く。

「え?元カレの事が忘れられなくて、仕事に集中出来ない?」

未沙はフフフと笑う。

「ダメウーマン」

未沙はシャミーを軽く抱き締めた。

「じゃあ質問です。
シャミーは、味のしなくなったガムを、いつまでもいつまでも、噛み続けますか??」

未沙はシャミーから身を離すと、胸ポケットにその細く長い指をスッと入れる。そこからつまみ出したのは…キシリトール入りチューインガムだ。


「新しいガム、食べたくない?」


Dirty work!
So we're getting into it.
Dirty work!!


またどこからともなく現れた町崎と柿崎が、胸元を開襟して未沙の背後に歩み寄る。
町崎は腕を回して未沙に抱きつこうとしたが、未沙の正拳が右頬にめり込んでバタンと地面に崩れ落ちた。

「そ、そんな…打ち合わせと違う…」

通路の床に惨めに横たわる町崎を無視して、未沙はシャミーに微笑む。手にしたチューインガムを一つ口元へと運んだ。

「男なんてガムと一緒。
味がしなくなったらまた新しいガムを食べればいい」

青い顔をした柿崎が震えながらハンカチを差し出すと、未沙はそこにガムを捨てた。

「だって、地球上に男は何人いると思ってるの?」

慌てて町崎が立ち上がる。未沙、町崎、柿崎の3人は揃ってシャミーに背を向けた。


We're going sundown to sunrise…


一斉に振り向く。


「35億」


妖艶なステップを踏み、未沙がシャミーに笑いかけた。


「あと5000万人!」


頬を腫らした町崎と柿崎が、軍服の襟に手を掛ける。バッと上着を脱ぎ捨てれば、弛んだお腹と鍛えられた腹筋とが並んだ。


NANANA NANANA NANANANA
NANANA NANANA NANANANA


「35億」


踊りながら未沙は繰り返す。
すると町&柿コンビはくるりと回ってシャミーに背中を向けた。
その背には「35」と「億」の文字が。


「35億」


もう一度、未沙が呟く。


NANANA NANANA NANANANA
NANANA NANANA NANANANA


町&柿コンビは横に並んで膝を付き、そこに未沙が腰を降ろした。脚を高く組み、小首を傾げて妖しく笑う。


「さんじゅう、、、ごおく」


Dirty work…





その様子をこっそり遠くで見ていた輝は、益々未沙に惚れ直したのであった。




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ロマネスク 15

1分間のラブストーリー

“プールサイド”


未沙は毒突く。
しかし実際には心中満更でも無かった。恥ずかしそうにもじもじと視線を伏せていたが、仕方ないわねと歳下の男の子を振り向いた。


そして見た。


フルチンの輝を。



…しかも大きくなってた。



「まぁ」ぽっ
「好きな人を思うたびに、大きくなるんだ」
「好きな人って?」
「いつも大きくさせてくれる人さ」
「私、大きなのが好き」
「二人の愛は」
「ビッグサイズ」


「「 Yes, fall in love 」」




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Do You Remember Love? (2012)

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Do You Remember Love? (2012)
Lynn Minmay



リン・ミンメイが地球において制作・発表した最後のオリジナルアルバム。通算6枚目となる。
制作陣には従来の阿佐・羽田コンビに加え、ケイト・スムリングスが2作振りに復帰。さらに安井かずみ、サディスティック・ミカ・バンドの加藤和彦らを新たに迎え、プロデューサーにはカルヴィン・ハリスが起用された。

前作の分かりやすいPOPミュージックへの回帰を受け、その路線を踏襲しつつ情緒性を持たせた進化型アルバムとなっている。楽曲はいずれも完成度が高く、作品全体にしっかりとしたストーリー性が持たされた。
軽快なオープニングナンバーから始まり、じっくりと聞かせる「SWEET MEMORIES」を挟み、「愛・おぼえていますか」でクライマックスを迎えて、ラストの「ランナー」で〆る。ミンメイ作品には珍しい他人のカバー曲である「ランナー」が採用されたのは、当初羽田の提案によるものだったそうだ。この頃からコンサートのアンコールなどでも頻繁に披露される様になっている。

アルバムの核となるのはタイトルナンバーでもある「愛・おぼえていますか」。後世まで残るミンメイの代表曲のひとつとなった。太平洋上の古代遺跡から発見されたメモリープレートを元に再現された歌であり、プロトカルチャーの遺産とも言われている。
数万年の時を超えて蘇った古代文明のラブソングを、訳詩家の安井が見事な現代調に書き換えた。それを彩るのは加藤の構築した壮大なエレクトロニック・ミュージックで、その重厚にして切ない旋律は聴く者全てにいわれなき望郷の念を呼び起こす。

そこへミンメイのボーカルが乗る訳だが、この時期のリン・ミンメイの女性としての成長にも重ね合わせたカルヴィン・ハリスのプロデュースが素晴らしい。「ランナー」もそうだが、ミンメイの儚いボーカル面を前面へと打ち出した手法は、この一瞬にしかない彼女の魅力を余さず切り取る事に成功している。
アーティストとして一本立ちしたミンメイの第二次黄金期を代表する1枚。曲数が9曲と少なめだが、捨て曲がなく傑作と言っていい。



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The Catcher in the Summer (2012)

The catcher in the summer
The Catcher in the Summer (2012)
Lynn Minmay



リン・カイフンと決別後、スタジオ・イングリッドバーグマンへ移籍して初めてのアルバム。レーベルは変わらずMBSで、プロデューサーにはジェフ・バスカーが抜擢された。

もはやシンガーとしては円熟の域に達している通算5作目。メインの作家陣として阿佐茜&羽田健太郎が復帰した他、サラーム・レミやマーク・ロンソンといったモータウン系のアーティストを起用する事でリン・ミンメイの世界観に新たな風を吹き込んでいる。
特に自身の失恋体験を明け透けに告白して話題となった「Tears Dry on Their Own」などは、彼女の精神的な成長と共に歌手として次の領域に進んでいる事を予感させる名曲となった。

アルバムタイトルはJ・D・サリンジャーが1951年に発表した「ライ麦畑でつかまえて」に着想を得た物。「夏でつかまえて」の言葉通り、アルバム全体のテーマは " サマーシーズン " となっている。
開放的なリゾートミュージックをベースとしながらも深みのある曲目もラインナップされており、全体の完成度はリン・ミンメイというアーティスト作品の中における一つの頂点に達していると言えるだろう。

ユニークに弾むようなストリングスとパーカッションが特徴の「SUNSET BEACH」などは、ミンメイが歌うだけで極上のガールズ・ポップに仕上がっている。この時期のリン・ミンメイの歌唱スキルの高さは過去に類を見ないレベルに達しており、来生たかおが提供した「マイアミ午前5時」におけるクラシック並みに厳しく上下するサビの旋律並びも軽々と歌いこなしている。
その声楽には余裕すら感じられ、無理に彼女の持つ独特な魅力を型に嵌め込もうとした前作の失敗を覆し、大海原へと飛び出すような自由度の高い歌唱がアルバム全体に漲っている。

とどめはミンメイ自ら書き下ろした「天使の絵の具」だ。
壮大なオーケストラから始まるアルバム随一のドラマチックなナンバーは、シンガーとしては元より作曲家としての彼女の成長を強く感じさせる名曲である。
雄大な流れの中に揺蕩う切なさが胸を締め付け、しかしそれを美しく情感たっぷりに歌い上げるミンメイにはもはや脱帽しかない。

本作はミンメイの自然な魅力を優れた楽曲の力で開花させた名盤である。




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Author:びえり 
iPhoneで書いているので「輝」と打てません

FC2の機能がよく分からないので、何か変だったら教えてください(´・ω・`)

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